前回の続き
隆起性皮膚線維肉腫という珍しい皮膚がんにかかった話
今日は、「大学病院へ行く」です。
【紹介された某大学病院を受診】
前回の病院から紹介状を書いて頂き診察予約をとってもらった大学病院へ受診日
やっぱり、前日は眠れませんでした。悪い事しか頭を過らない・・・
主人が休みを取ってくれて一緒に病院へ。自宅から車で1時間程です。
この日までに、主人の会社へ限度額適用認定証の発行をお願いしてもらい、併せて加入していた生命保険会社へも連絡(共済でがん特約に加入していたので)
生命保険のお話はまた別の機会にお話しようかと思っています。
コロナで緊急事態宣言が再発令されていたのですが、そこまで厳重っていう感じではなく入り口に手指消毒のアルコールが置いてあるぐらいで、検温の機械はなかった。。。ちょっと大丈夫か?と思いなが入りました。
順番がくるまで手汗がとまらず:ベトベトのドキドキです。涙
【診察開始】
順番が呼ばれ診察室へ
年配の優しそうな先生でした。
初診なのでここで診察し担当医に振り分けるシステムの様でした。
ただ、しっかり診察してくださり、持参した細胞のガラスプレートを見てくださり、「隆起性皮膚線維肉腫の中でも悪性度は極めて低いものだと見受けられますが、こちらでもしっかりもう一度確認します。」といっていただきました。
ただ、このがんは再発率が非常に高く、しっかり切除することが必要
「広範囲の切除になることは理解しておいてください。」とのことでした
担当医が決まり、この日は特に検査もなく帰宅しました。
【がんと診断されたら一度はみんな絶望する】
この日まで、私は生きた心地がしませんでした
切除すれば治る?
放射線治療の有無
抗がん剤治療の有無
どんなことを言われても、調べてもがんと診断された本人の衝撃と絶望は大変なものでした。
医学の進歩で治る病気が増えているけど、それでもやっぱり怖いです
でも、一度絶望したらそこからは這い上がるしかないです。この時私はあえて「がんばるよ!がんばって治療する」と口に出していってました。
それが這いあがる1歩目だと信じて。
【ネットで検索魔はやめよう】
医師の診断がついてない、まだ受診していない、確定病名がついていない状態で検索魔になるのはやめておいたほうがいいです。
ネットは基本いい事を書いてないし、(まれに転移とか怖い事しかかいてない)正しい情報とは限りません。
何より病状は十人十色で、ぴったりと自分の症状にあう症例を見つけることは困難です、マイナスな情報でただでさえ精神がすり減っているのに更にすり減らすのは良くないです。
普段、何かと検索魔の傾向がある私ですが何故かこの時ばかりはあえて検索することを控えていました。
多分、よっぽど怖くてこれ以上怖い情報が入ってこないように自己防衛反応だったのかな?と思います。
病名・治療方針・病状の説明を主治医より受けてから検索する事をおすすめします。自分が冷静でいるためにも。。。
続きはまた書きます。
★mito★